Apollo.io を日本で使うべきか - bacotto と徹底比較【2026年】
Apollo.io 月額 $49 (¥7,000) と bacotto 月額 ¥1,980、日本のローカル B2B にはどちらが有利か。料金・取得チャネル・日本対応度・100件あたり実コストを実利用ベースで徹底比較。
Apollo.io は北米発の B2B プラットフォームで、世界 50 万社以上が使う巨大データベース。一方 bacotto は日本のローカル B2B (美容室・歯科・飲食店等) に特化した SaaS。「どちらが自分の用途に合うか」を実利用ベースで比較します。
結論: 業種で選び分けるべき
- SaaS / 法人プロフィール (役職名・在籍者数) で検索 → Apollo
- 美容・飲食・士業・不動産など、日本のローカル店舗 → bacotto
両方とも素晴らしい製品ですが、「対象とする事業者像」が根本的に違います。Apollo は世界中の法人プロフィールを束ねた巨大 DB、bacotto は日本の地図・公開 SNS から店舗単位の連絡先を即時抽出する仕組みです。
1. 料金比較
| 項目 | Apollo Free | Apollo Basic | Apollo Pro | bacotto Free | bacotto Starter | bacotto Pro |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 月額 | $0 | $49 | $79 | ¥0 | ¥1,980 | ¥9,800 |
| 月の取得枠 | 20件相当 | 300件 | 1,500件 | 20件 | 600件 | 3,500件 |
| 1件あたり | — | $0.16 (¥23) | $0.05 (¥7) | — | ¥3.3 | ¥2.8 |
| 日本円換算 | — | ¥7,000/月 | ¥11,000/月 | ¥0 | ¥1,980 | ¥9,800 |
Apollo は登録時期の為替で月額が変動するうえ、年契約のディスカウントは US$ 建て。bacotto は完全に円建て。中小企業の経費計上のしやすさでも bacotto に分があります。
2. 取得できるチャネル
Apollo: 法人プロフィール中心
- 会社名・所在地・電話・ビジネスメール
- Web サイト・LinkedIn・社員数・売上規模
- 役職名 (CMO, CTO 等) で個人 contact を引く
- intent data (購買意向シグナル)
bacotto: 店舗・事業者の 8 チャネル
3. 日本対応度
| 項目 | Apollo | bacotto |
|---|---|---|
| UI 言語 | 英語のみ | 完全日本語 |
| サポート時差 | 米国時間 (日本の深夜帯) | 日本時間 (営業日 24h 以内返信) |
| 決済 | USドル建て (為替リスク) | 日本円・Stripe |
| 請求書発行 | PDF (英語) | 適格請求書発行可 |
| 法令への配慮 | GDPR・CCPA 中心 | 特定電子メール法・個人情報保護法準拠 |
| 日本の地方都市カバー | 弱い (主要都市のみ) | 47都道府県・主要市区を網羅 |
4. シナリオ別の使い分け
ケースA: 全国の美容室にチラシ営業
→ bacotto 一択。Apollo には大半の個人サロンが登録されていません。bacotto なら「渋谷区 美容室」「中央区 美容室」と業種×地域で抽出可能。Instagram DM での同時アプローチもできます。
ケースB: 売上 50 億以上の小売 SaaS に営業
→ Apollo 一択。「Industry: Retail, Annual Revenue: 50M+, Country: Japan, Decision-maker」のような企業属性 + 役職フィルタは Apollo の専門領域。bacotto はそもそも法人スケール情報を扱っていません。
ケースC: 個人事業の歯科技工所にレセコン提案
→ bacotto。Apollo はこの規模の事業者を網羅していません。「都道府県 + 歯科技工所」で抽出 → 公式サイトのある事業者を優先 → AI 営業文で 1 件 1 件パーソナライズ、というフローが最短です。
うちは中小・個人事業向けの SaaS 営業なので、Apollo を解約して bacotto に乗り換えました。コストは 1/10、Instagram 取得が増えて DM 経由の返信率が 3 倍に。
5. 両方使うパターン
1 社で複数業種を扱う代理店・大手では、両方併用しているケースが多いです。エンタープライズ案件は Apollo、SMB・地方店舗は bacotto、という棲み分け。bacotto は CSV エクスポートが標準なので、Apollo のリストと統合管理も簡単です。
FAQ
Q. Apollo を解約して bacotto に移行できますか?
A. 既存リストは CSV インポートで bacotto に取り込めます。Apollo のメール送信機能は別途 GMass / Lemlist 等を使う構成が一般的なので、bacotto のリスト + 既存配信ツールで運用継続可能です。
Q. Apollo の方が「データ量」が多いと聞きました
A. その通りです。Apollo は世界 2 億件超、bacotto は日本の Google マップ + 公開情報ベース。「絶対数」では Apollo、「日本のローカル店舗カバー率」では bacotto が圧倒的。用途次第です。